ツイッター監視の件の担当者と話してみた
エネ庁のツイッター監視の件の、企画担当者と電話で話をしました。
女性の方だった。20分くらい話してしまいました。
お忙しいだろうに、本当にごめんなさい。
頭悪いんで、うまくまとめとか書けないけど、書くね。
———————————
風評ってどういうことなの?って聞いたら、「それは国の基準内なのに
危険だ危険だって騒ぐことです」だって。そういう言説に対しては、基準内
だから安全なんですよ、という情報への誘導をするんだって。
↓↓
でもさ、いまみんな、なにを騒いでるかというと、その基準自体がおかしい
って騒いでるんじゃない? おかしいよね?
そう思ったんで、素直にそう言ってみたんです。
そしたら「みなさんがそういった風に、どのような事を不安に思っているのか
ということをインターネットを通じて知りたいのです」と言うのです。
———————————
いよいよ疑問に感じてきたので、「いや、あなたの言うことは、なんとなく
わかるけど、これが3ヶ月前ならまだわかるんだけど、みんなが何を不安に
思っているのか、本当にわからないの? 浮世離れしすぎじゃないの?」と
聞いてみたんですね。
↓↓
そしたら「この企画自体だいぶ前に考えたもので、確かにそうなのかも知れない…」
っていうんです。
———————————
あなたは現場の人とコミュニケーションをとってるの?
毎日パソコンとばかりつきあってるんじゃないの?
⇒ 私も毎日必死で働いています。
でも、市井の人とのコミュニケーションは、正直言ってとっていないと思う。
福島の人とは話をしているの?
⇒ 県庁の観光や広報の方とお話をしました
それじゃ本当のことなんてわからないよ!
もっと現場のお母さんたちやお父さんたちや現場の人と直接お話をしないと!
⇒ それはしていなかったし、足りなかったと思う
———————————
んで、
こども福島情報センターって知ってる? って言ったら知らないですというので教えといた。
まずそこに連絡してみなさい、と言っておきました。
いや、んー、こんな風にまとめてしまうと、つまらないんだけど、
もっといろいろ話をしたんですよね…。
———————————
で、俺が主張したいこと。
ここ最近ずっと、ツイッターでなんか問題が流れるたびに電話をかけて話をするという
ことを続けてるんです。佐賀県だの江戸川区だの文科省だのエネ庁だの国会議員だの…。
だけど、共通して思うことがあります。
役所の人や議員の人って、ほんとうに、存外ものを知らないですよ。とくに市井の現場や、
インターネットで起きていることなんて、全然知らないです。マジで。
もうね、役所の人は、ほんとうに頑張ってる。みんないい人。でも頑張ってるの
はわかるんだけど、とにかく浮世離れしてるんですよ。それに働きかたが311以前と
同じなんです。
だから市民として活動している俺たちにできることは、役所の現場の人とつながって、
協力して仕事をすることだと思います。現場の情報提供とかね。
———————————
んで俺が電話の最後にいつも言うこと。
『僕いま電話かけてますけど、いまって普通のサラリーマンだったら、
仕事してる時間ですよね?どうして電話なんてかけてられると思います?
それはね、サボって電話をかけてるんですよ!!(※1)
もうこの国は、311以前とは変わってしまったんです。
あなたも私も、上司や前例の通りに
唯々諾々と仕事をしていればすむ時代は終わったんです。
あなたも私も、同じ現場の担当者という仲間なんです。
現場の私たちしかこの国は変えられません!お互い頑張りましょう!』
ナイーブだと思いますか?
役人なんて血も涙もない冷血漢だと思いますか?
そんなことはない!と僕は信じています。
役所や政府を敵だと思ったら進まんですよ。この国難。
みんなが、
それぞれの現場で、
ほんのちいさな反乱を起こすだけで、いいと思んです。
さあみなさん、ぜひ一緒に頑張りましょう!
(※1 仕事はちゃんとやってますよ!)
ディスカッション
コメント一覧
あうあうってそういうことだったのか。素晴らしい。
RT頂きありがとうございます。僕も問い合わせた際に、担当者からは純粋に福島の方の差別をなくしたいという回答を聞きました。話にはとても納得したし、僕はそれは応援していると伝えました。
しかし問題は一旦始まると監視はいかようにもできてしまう事なんですよね。
風評被害と言うけれど、原子力関係は判断基準が明確にできない上に、
以前総務省が正しい情報をデマとして規制したといういくつかの実例を挙げると、
全く知らなかったようで驚いていました。
なんというか色々と甘いんだなぁと思う感想でしたが
実は裏に黒幕が居て、きれいなおねーさんの声に騙されていると想像するとなんともやるせません。
ありがとうございます。
そうですね、おねーさんに、あなたもその現場で戦えよ、というのが私の伝えたことです。
まあ、闘わないならしょせん同じ穴のムジナと判断するよりありません…。