子どもを叱らないことに決めました
子どもを叱らないことにしたというお話です。
食事が苦手
弊家では子どもを育てています。子どもは5歳で幼稚園に通っています。
さて、この子ども、食事が苦手でして。食べ始めても途中で集中力をきらして食べきることができない。とにかく時間がかかる。なにをつくってもとりあえず「イヤ」とかいう。こちらとしては非常にメンドーなのですね。
ちゃんと大きくなってほしいですし、幼稚園の給食の時間も守ってほしいですから、食事の際には食べろ食べろと言いきかせておりました。いやがったり残すと叱ったりもしておりました。
叱らないこと
毎日毎日おなじことを繰り返しているうちに、「もしかして、食事がうまくいかない原因は、これ(叱っているせい)かなあ〜」と、ある時ふと思ったのでした。
まあ、冷静に考えると、それはそうですよね。食事は楽しくしたいものです。圧を感じながらおいしく食事を楽しめるはずがない。
なので、このような貼り紙をリビングの壁に貼ってみたのでした。
しんじる → 子どもが自分でちゃんと食べるとしんじる
しからない → イヤと言っても怒らないで工夫してみる
めいれいしない → 食べろ食べろと言わない
子どももそれなりに納得しているようでして、食事風景もすこし落ち着いてきたような(??)気がします。
子どもを叱らないと決めたワケ
ところで、なんの根拠もなく先のようなことを決めたわけではありません。これはおそらく食事のことに限らないのでは、と考える理由もあります。
この子ども、おむつがとれて以来、ほとんどおねしょをしたことがないのですね。夜中もちゃんと「トイレ…」とか言って自分で起きる。こちらとしては実にラクなのです。
もちろん体質などはあるにせよ「一体なぜにこういう育てやすさの差が生まれるのであらうか」と嫁はんと話してたんです。
で、1つ思い当たったことがありまして。
いままで、おねしょについてはまったく一度も叱ったことがないんですね。親からして小学生になってもおねしょをしておりましたので、もうそんなもんだろと「おねしょしてもいいよ」とか日頃から言ってたんですね。
この『子どもを信じること』というベストセラー本を嫁はんが持ってるんですが、おねしょについても食事についても、なるほど書いてあったことそのまんまじゃね?と。叱ったら叱っただけトラブルが増えるというのはこういうことなのかなーと思ったわけです。
とはいえ、100%子どもを受け入れるというのは、なかなか難しいものです。とくにわたしは頭が固いので、この気持を忘れないように、貼り紙などをしてみたのでした。
成長していく子の道程をちゃんと受け入れられるように頑張りたいと思います。
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